仕事辞めて海外いきます宣言
まだまだペーペーな新社会人のつもりだったが、気づいたら今の会社にはもう4年近くいて、年齢も20代後半に突入した。
最初は覚束なかった仕事もだいぶ慣れてきて、自分より社歴が浅い人に教える機会も増えてきた。
仕事は楽しかった（と思える時期もあった）し、仕事を通して成長を実感できることにも充実感を感じていた...が、今年に入ってから、成長したいという思いが徐々に消え始め、惰性で仕事をするようになった。
仕事がしんどいわけではない、かといって楽しいわけでもなく無感情でただ働く毎日。
このまま20代の終わりを迎えていいんだっけ？と思うようになった。
高校や大学の友達、会社の同期、私の周りには海外留学経験がある子が多い。
私も元々英語の勉強が好きで、就活や転職で有利になるくらいの語学資格のスコアは持っている。
だが、私は長期間の海外留学経験はない。
学生時代は長期留学に行けるほどの金銭的余裕はなく、なんとかバイトで貯めたお金でフィリピン・セブ島に1ヶ月の短期留学に行ったことはある。
でも、長期の留学には行けなかった。
それが社会人になってからずっと今まで後悔していたことだった。
もっと金銭的に恵まれた環境にいたら、周りの友達みたいに、海外留学に行くことができたのだろうか。
コロナ禍に社会人になり、無駄遣いは多い方だと自覚しているが、派手なお金の使い方はしてこなかったので、まずまずの貯金は手元にある。
「このまま20代の終わりを迎えていいんだっけ？」と自分に問い続けて出た答え。
仕事辞めて海外に行こう
もちろん、こんなふわふわな動機で留学なんか行けるのだろうかと思う。
実際に行ってみて、うまくいかなくて失敗するかもしれない。
でも、やりたいことを無責任にやれるのは今のうちだけだし、何よりやらないで後悔するのは一番避けたい。
ということで、今日、私は上司に退職することを伝えてきた。
（多分）続く
